TOPへTOPへ

ブログ

血便が出た!〜絶対に放置してはいけない理由と受診のすすめ

トイレの後に便器が赤くなっていたトイレットペーパーに血がついていた——そんな経験をされた方の多くが「痔だろう」と自己判断して放置してしまいます。しかし、血便には大腸がんなど見逃してはいけない重大な疾患が隠れていることがあります。今回は血便の原因と受診すべき理由を解説します。

血便の種類と原因

血便には見た目によって原因の推測ができます。
【鮮血(赤い血)】排便時に紙につく程度:痔の可能性が高い。便に混じる・トイレが真っ赤になる:大腸がん・大腸ポリープ・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)の可能性。
【黒い便(タール便)】胃・十二指腸・食道など上部消化管からの出血が疑われます。コールタールのような黒くドロっとした便が出た場合は、特に緊急性が高い場合があります。

なぜ「痔だから大丈夫」は危険なのか

血便の原因として最も多いのは確かに「痔」です。しかし問題は、痔と大腸がんは症状が似ており、自己判断では区別できないことです。大腸がんも初期は「便に血が混じる程度」という症状しか出ないことが多く、痛みもほとんどありません。痔があるから安心、ではなく、「痔もあるが大腸がんもある」というケースも実際に存在します。「どうしても内視鏡は怖い」と思ってしまう方は便潜血検査という簡易検査もあります

血便で受診すべきタイミング

以下の場合は特に早急に消化器内科を受診してください。詳細はこちら
・大量の出血がある、または貧血症状(ふらつき・動悸)がある
・黒い便(タール便)が出た
・体重の減少・食欲低下を伴う
・便通の変化(細い便・下痢と便秘の繰り返し)がある
・40歳以上で一度も大腸カメラを受けたことがない
「様子を見よう」という判断が命取りになることがあります。

大腸がんは早期発見で治る病気

大腸がんは日本人のがん罹患数第1位(男女合計)であり、年間約5万人以上が亡くなっています。しかし早期(ステージ1)で発見された場合、5年生存率は90%以上と非常に高く、「治る病気」です。大腸カメラで早期に発見・切除することで、手術不要・入院不要のケースも多くあります。

当院での検査について

新羽駅前松野医院では、血便の精査として大腸カメラを実施しています。鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査で、ポリープが見つかれば日帰り切除も可能です。新羽駅・新横浜エリアからのアクセスも良好です。「血便が気になる」という方は、ためらわずお早めにご来院ください。ご予約はこちらから